こんばんわ。
大阪でヨガ&アロママッサージをしているちかです。
今日は以前から気になっていた『オノマトペ』
聞いたことありますか?
私は少し前までこの言葉を知らなったんです。
が、知らずにめっちゃ使ってました(笑)
皆さんも一度は使ったことあると思いますよ(*’▽’)
特に日本人はよく使っていると言われています。
特殊な脳の使い方をしている日本人の脳も
オノマトペから紐解いていきますよ♪
オノマトペとは
最初にオノマトペを簡単に解説(*’▽’)
オノマトペとは、さまざま状態や動きなどを音で表現した言葉のこと。
主に自然界にある音や声など、現実に聞こえる音を人の言語で表現した言葉である。犬の鳴き声の「わんわん」など。
その他には、「ワクワク」のように、実際には音は聞こえないが感覚的な表現としてのオノマトペがある。
日本語は特にオノマトペが多く用いられる言語といわれている。
*Weblioより引用
どうでしょう?一度は使ったことあるんじゃないでしょうか?
ドキドキなんて老若男女問わず使ってると思います。
ほら、息が上がって息切れでドキドキする。
っていうときも使うじゃないですか…
オノマトペの語源は、なんとめちゃくちゃ古くて、
これもWeblioに書かれていた内容ですが、
古代ギリシャ語のオノマトポイーア(onomatopoiia)に由来し、
その意味は、『言葉を作る』という意味。
古代ギリシャ語のonoma(名前)とpoiein(作る)という言葉が融合して
出来た言葉なんだそう。
造語っていうやつですね。
英語ではオノマトピア(onomatopoeia)
フランス語ではオノマトペ(onomatopee)という言葉になっていったとのこと。
昔から言葉も進化していってたのですね。
全ての物に進化や変化がないものなんてないんだと
改めて感じます。
人間も毎日毎秒年取りますし、昨日と同じものなんてないですもんね。
同じ場所に行っても同じことは起こらない事を思うと、
日常変わらないなぁと感じている人は気づいてないだけで
人生って何気にすごい確率の選択の日々なんだなぁと感じます。
今日いつもの電車に乗らなかったら、景色どころか人生変わっているかも
知れません(*’▽’)
現代人も、造語を作ったり同じ言葉でも意味を違うようにして
使ったりしていますよね。
例えば、”全然”という言葉。昔は全然~ない。と否定的な感じで
使っていましたが、ここ最近は全然~いい。と、肯定的に使う人が
増えてきていますよね。
これがいいのかは置いといて、ここでも進化・変化を感じます。
ちなみに最近のアメリカの若者は、LIKEを多用するらしいですよ。
好きという意味ではなく、日本語でいうと『っていうか』のような意味で
使うそうです(笑)
言葉って面白いですね♪
日本人の左脳の特殊さ
そしてオノマトペと日本人の繋がりをお伝えするには、
脳の働きをお伝えする必要があるので、
簡単ですが、左右の脳の特徴を書いておきますね。
左脳は、
・言語認識
・論理的思考
・ストレスの役割
右脳は
・イメージ記憶
・ひらめき
・リラックスの役割
日本人は本来右脳が担当する感覚や感性までを左脳ができちゃう
特殊な才能をもった脳らしいです(≧▽≦)というか、
異常に発達しているんだそう。
通常、左脳が右脳のことまで出来ちゃうことはないらしく。
どうしてそこまで発達したのかというと、
その理由の一つとしてあげられているのが、
『母音』を中心とする言語の日本語。
オノマトペがたくさんあるのも、日本語で左脳が発達しているのも
この『母音』が関係しているんです。
これについてのわかりやすい小話があるのでおつたえすると、
海外で日本人が虫の音を聞いた時、
『虫の声が聞こえるなぁ』と感じるのですが、
西洋人や他民族の人には、わからないそうです。
*ポリネシア人も母音が中心の言語だから日本人と同じ脳の使い方をしているそうですよ!
日本人は、虫の音を『声』として左脳で聞き、
他民族は『音』として右脳で処理しているとのこと。
進化・変化がここでも日本人独特の感性で色んなオノマトペを紡ぎだしております。
ですので、日本人が『虫の声』と思っている、
『リーンリーン』や『ミンミン…』
という心地よい虫の音は、
他民族の方には、雑音としてとらえられていると!
侘び寂びが伝わりにくいのもなんだか納得。
私達日本人は、犬の声ひとつにしても色々な擬音語を用いますよね。
感情を擬音で使い分けます。
・キャンキャン(泣き叫んでいる)
・バウバウ(威嚇している感じ)
・ワオーン(切なさ)
かっこ内は私のイメージですが、こうして”犬の声”ひとつにしても
色々と使い分けています。
それは左脳で声として認識しているからなんです。
身体の痛みでも、
お腹が”しくしく”する
脇腹が”ちくちく”する
頭が”ズキズキ”する
など症状を微妙なニュアンスで伝えることありますが、
お医者さんで、『もっと具体的に話して!』と
怒られることはないと思います。
頭のどこら辺がズキズキするの?
って聞かれる程度かと。
今更お国柄を感じます。(≧▽≦)
オノマトペの種類
オノマトペには二種類あり、
ひとつが擬音語。
音を描写した、例えば、
むしゃむしゃ、ゴクゴク、ワンワンなど。
もうひとつが擬態語。
実際に音はしていないけど、言葉によって状態や動作などを表現しているもの。
こちらの例えは、
ドキドキ、ワクワク、イライラなど。
左脳を使って感覚を言葉で表現するオノマトペは
日本人にとってとても馴染み深いもので、
心を伴ったものとして俳句や和歌、短歌、なども発達してきましたもんね。
詳しくはないですが、季語とかあったりして
言葉遊びが昔からとても好きなんだなぁと感じます。
今もオノマトペやそれを更に進化させた言葉がどんどん作られていってますしね。
英語では3000語、日本語は12000語ほどのオノマトペがあるとされています。
まとめ
非常にざっくりとでしたが
オノマトペについて、お伝えしました。
これをきっかけに言葉に興味を持って楽しんで、
意識して言葉を使っていってもらえたら幸いです。
言葉は”言霊”と言われるように、言葉に魂が込められるとも
言われてますので、
自分の放つ言葉には意識していきたいものですよね(≧▽≦)
今日もご覧いただきありがとうございます。
良い一日を♡
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