こんばんわ。
大阪でヨガインストラクターをしているちかです。
今日は猫背や肩こりにいいポーズを3つお伝えしたいと思います。
ポーズをとり、胸を開き猫背を改善してくことで、
肩こりだけでなく姿勢も良くなり、
その姿勢の良さで自然と心も開いていきますよ。
姿勢よく、胸を張って落ち込むことは案外と出来ないものです。
何故かというと身体と心は繋がっているから。
猫背を改善して胸を開き心も開いて、
内側から湧く勇気を感じましょう。
弓のポーズ(ダヌラーサナ)
<ポーズの取り方>
1.うつ伏せになり、足を腰幅に広げて足を曲げ、
足首、または足先のもてるところで良いので手を外側からまわして持ちます。
※顔切れてますが自撮りですのでご了承ください。
2.息を吸いながら両足を後ろにけりだすようにして、上半身を持ち上げる。
(まだ太ももはつけたまま)
※こちらも何故か切れてしましました。
3.吐く息で少し力をゆるめて、次の吸う息で膝と太ももを上げます。
※この時に膝が開かないように、腰幅をキープしましょう。
※こちらが完成形
☆3~5呼吸したら、吐く息でゆっくりと体をおろします。
おろしたら脱力し、全身をリラックスさせましょう。
<効果効能>
・背骨全体の柔軟性の向上
・消化器系の臓器を活性化
・腹筋を強化
・肩こり緩和
☆ダヌルは「弓」という意味で、身体全体で弓を作るポーズです。
交感神経を優位にさせるので、気持ちが前向きになり、エネルギッシュに♪
二の腕、背中、お尻も引き締め効果ありですよ。
<このポーズを内側から見る>
困難に見えることにチャレンジすることが成長の道で、
少し高めだなぁと思う高さでも、
まるで弓のように胸を開き、前を見据え、運命に挑む。
そうすることで前向きに進む力をくれるポーズなんです。
本当に望む自由と幸せのためには
自分の目の前にある壁を乗り越えていくしかありませんよね。
弓のようにしなやかに胸を開き、身体をピンと張り、
運命の壁を射抜くイメージでポーズをとりましょう。
そうすることで、
困難に強い気持ちで向かっていくための勇気と力がわいてきますよ。
東側を強く伸ばすポーズ(プールヴォッターナーサナ)
あまり聞きなれないポーズかもしれませんね。
ヨガは伝統的に日が昇る東を向いて行うものとされているんです。
東側を向いてこのポーズを行うと、身体の前側が伸ばされることに。
プールヴァで東を、ウッターナで強く伸ばす。という意味から
この名前になりました。
<ポーズの取り方>
1.長座ですわり、(足を伸ばして座る)
両手をお尻の後方について座る。腰や背中は丸まらないように気を付けて、
手の指先は足先の方向に向けます。
※今回はどうせならと一貫して顔を切れさせてみました(笑)意味のない統一感。
2.腰を持ち上げ、身体の前面を伸ばす。太ももはしっかりしめたまま。
胸を真上に引き上げ、足の付け根部分を押し出すように持ち上げる。
※と思ったら若干顔見えましたね。
余裕があれば、頭を後ろに倒して、首の前側も伸ばします。
※足裏三点はしっかりつけておきましょう。
<効果効能>
・肩こり緩和
・腕を強化する
・体幹を強化する
・集中力を高める
<このポーズを内側からみる>
胸を開き、世界に自分を開きバクティ(理解・敬う)を呼び起こすポーズ。
世界を恐れ、背中を丸くして不安になっていると
身も心も縮まってしまいますよね。
ヨガのバクティ(理解・尊敬)は他人が決めた信仰の対象や
神様や仏様を鵜呑みにして、無心に拝むことではないんです。
自然の摂理を知り、理解することで湧き上がる敬う気持ちを示すこと。
体験し、経験することで成長していくことを伝えています。
例えば、自分が納得していないことに対して、
「とにかくいいから信用しなさい。信じなさい。敬いなさい」と言われても
出来ないですよね。
でも感動し感謝するような出来事が起これば
言われなくてもそのことに対して心からの感謝や敬う気持ちが
出てくると思うんです。ナチュラルな感情が沸き上がる感じ。
それが体験なんです。
このポーズで胸を開き心も開いて、
世界をもっと体験していきましょう。
三日月のポーズ(アンジャネヤーサナ)
アンジャネーヤとはインド神話におけるサル族の王様の別名。
三日月を思わせる背中のそりが特徴。
肩こりだけでなく、股関節を強力にストレッチしますので
脚のシェイプにもいいですし、骨盤調整効果もありますから
婦人科系の不調改善にもいいですよ。
<ポーズの取り方>
1.膝立ちになり片足を踏み出す2.(写真は右足)
両手はモモの上に置き背筋をまっすぐにして骨盤をしっかりと立てる。
後ろの膝は骨盤よりも後ろで鼠径部が心地よく伸びることろまで。
2.両手を頭上にあげ合掌し、体側を伸ばします。
重心を前に移動し更に鼠径部を伸ばすように意識しつつ
腰を深く下ろしていきポーズを深めます。
※かかとの上に膝がくるようにしてください。
3.胸を引き上げ上体を後ろにそらせる。
腰を痛めますので、腰で反らないようにお腹のチカラも使い骨盤を立てて腰を守ります。
目線は斜め上方向。
※上体みえにくいですがそらして斜め上見ています。
<効果効能>
・脚を引き締める
・肩こり緩和
・身体の前面をストレッチする
・二の腕を引き締める
・胸を開く
・骨盤調整
<このポーズを内側から見る>
アンジャネーヤとはインドの神話「ラーマーヤナ」にでてくる
サルと人間の姿で現れた勇者ハマヌーンのもう一つの名前。
アンジャネーヤは、風の神から生まれた強さと自由、友愛のシンボル。
愛と勇気に溢れたハートの大きい神様なんですよ。
その名前の通りの胸を大きく空に開き、身体の前面を伸ばし、
内側から湧く勇気と温かさを感じながら、
爽やかに満たされる感覚を味わってみてください。
まとめ
今日は胸を開いて体も心も解放するポーズを
お届けしました。
今から春を迎えるにあたり、身体も心も少しづつ開放に向かっていることと
思います。
そのタイミングで流れに乗って
身体も心も軽く爽やかに開いていけるといいなと
思いオススメポーズとさせていただきました。
今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。
ご覧いただきありがとうございます。
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